ライティング

ロジカルライティングとは何か?論理的に書く方法や目的を解説

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「ロジカルライティング」は、WEBライティングにおいて重要なテクニックです。ロジカルライティングとはどういうものなのか、なぜロジカルライティングをする必要があるのかを知ることで、文章のレベルを大きく向上させることができます。

 

今回は、ロジカルライティングの概要と、書き方について解説していきます。WEBライティングのスキルを向上させるために、ぜひ参考にしてください。

 

論理的に考えるライティング

ロジカルライティングとは、論理的に考えて文章を書くためのテクニックです。WEBライティングにおいてだけでなく、書類作成や会議のプレゼンなど、ビジネスシーンでもロジカルライティングは多く用いられています。

 

そのため、ロジカルライティングのテクニックを使うことで、読み手が簡潔に内容を理解できる、わかりやすい文章がつくれます。このテクニックを使うのには、以下のような目的と必要性があります。

 

ロジカルライティングをする目的

ロジカルライティングをする目的は、「自分の持つ情報や要求を相手に伝え、行動してもらうこと」です。この目的を達成するために、自分の伝えたいことを順序立てて、簡潔でわかりやすいように文章を構成していきます。

 

たとえば、ビジネスにおいて文書を書く際には、必ず何か相手に伝えたい事柄があるはずです。しかし、遠回りな難解な文章を書いてしまうと、相手は読み解くのに時間が掛かってしまい、誤解をしたまま読み進めてしまうことがあります。

 

そこで、ロジカルライティングを用いることで、相手に確実に自分の考えを伝えることができます。「相手に望んだとおりの行動をしてもらえる、わかりやすい文章をつくる」ために活用するのが、ロジカルライティングです。

 

WEBライティングにおけるロジカルライティングの必要性

 

WEBライティングにおいては、ロジカルライティングでわかりやすく文章を書くことで、記事の概要を簡潔に読者へ伝える目的があります。

 

一般的に、WEB記事の読者は文に対する意識が低いといわれています。これは、WEB記事が読まれるシチュエーションに起因するものです。

 

WEBは文を読むツールというよりも、探し物をするためのツールだといえます。WEB記事にたどりつく読者の多くは、記事の内容に関連する、何らかの問題を抱えています。読者はキーワード検索をおこない、問題を解決する情報がどこかにないか探しているのです。

 

加えて、WEBの特性として、わずかな時間で流し見して、簡単にページから離脱できるというポイントがあります。読者は求める情報がそこにないと判断すれば、すぐに自分の記事から離脱して、別のWEBページを閲覧することができるのです。

 

WEBの読者に文章を読み込んでもらうには、探し求めている情報がここにあるということを、できるだけ早い段階で明確に示す必要があります。

 

WEBの読者に記事を読んでもらうために、「簡潔でわかりやすく伝わる文章を書く」というロジカルライティングの特性を大きく活用することができます。WEBライティングをする上で、ロジカルライティングは非常に相性の良いテクニックだといえるのです。

 

ロジカルライティングの書き方

ロジカルライティングは、WEBライティングにおいて非常に有効なテクニックです。しかし、実際にロジカルライティングをするためには、書き方を知って身に付けなければなりません。

総論・各論・結論を書く

ロジカルライティングは、「総論・各論・結論」の3つの構成から成り立つのが基本です。それぞれどのような意味を持つのか解説します。

 

総論

日本語は基本的に、伝えたい物事を最後に伝えるように構成されることが多い言語です。しかし、ロジカルライティングにおいてはまず総論として、文章全体で伝えたい物事(テーマ)を先に宣言します。

 

先に簡潔に内容を説明することで、読者は何について書かれた文章なのかを整理した上で読み進めることができます。また、早い段階で文章の全容を説明することで、書いてある情報を必要としている読者が離脱するのを防ぐこともできます。

 

各論

総論で記事の大まかな概要を把握してもらった後は各論を展開し、より具体的に内容を理解してもらいます。つまり、実際にこちらが何を伝えようとしているのか、細かく説明をしていく場面です。

 

この各論が、「読者の求める情報」になる部分です。読者が疑問を残す点がないように文章を書いていきましょう。各論を書き進める中でも、説明する情報をいくつかの見出しにわけると、読者が情報を整理しやすくなります。

 

結論

各論で詳細な説明をしたら、最後に全体のまとめとして、記事の結論を出します。

 

総論と各論で何を伝えたかったのかを再確認させることで、読者に対してより深く情報を刷り込むことができます。文章の中で説明した内容の要点を網羅し、短く簡潔にまとめて書きましょう。

 

この総論・各論・結論の「型」に沿って文章を書いていくのが、ロジカルライティングの基本です。場面ごとの役割や書くべき内容を意識して、相手に伝わる文章を執筆しましょう。

 

ロジカルライティングのコツ

知識としてロジカルライティングの書き方がわかっても、すぐにそのとおりに書けるとは限りません。ロジカルライティングのコツを知って実践することで、より確実に技術を身に付けることができるでしょう。

 

ロジカルライティングができているかどうか判断するためには、文章の中で話がつながっているかどうかを常に意識する必要があります。どこかで話が飛んでいたり、抜け落ちていたりすると、物事の結論を理解するための根拠が不足してしまい、結果的に読者に疑問を残してしまうことになります。

 

話のつながりを判断するためには、書き手も読者の目線に立つ必要があります。説明されている内容に対して、「ほかに説明すべきことはないか」「説明している内容に矛盾はないか」を考えて執筆をしていきましょう。

 

また、一文を短く書くようにするように意識すると、読みやすい文章をつくることができます。長文になると、文章の区切りを見つけにくくなり、読者の混乱や誤解を招いてしまいます。一文に対してひとつ以上の説明はしないように心がけましょう。

 

加えて意識しておくべきなのが、文章に対する解釈は人それぞれだということです。自分でいくら論理的な文章が書けていると思っても、読者はそう感じない可能性もあります。

 

文章が論理的であるかどうかを決めるのは、書き手ではなく読者です。自分が絶対に正しいとは思わず、常に相手が理解できるような文章を考える姿勢を持つのも、ロジカルライティングをするコツのひとつです。

ライティングはロジカルライティングから覚えよう!

ライティングの種類はロジカルライティングだけではありません。ロジカルライティングとよく並べて紹介されるのが、読者の心を動かすための文章をつくる、エモーショナルライティングという技術です。

 

しかし、文章で人の心を動かすのは簡単なことではありません。エモーショナルライティングでは物事の説明に加えて、読者に最後まで文章を読み込んでもらうストーリーを展開していく必要があります。ライティングに慣れていない人がエモーショナルライティングを成功させるのは難しいでしょう。

 

一方ロジカルライティングは、型に当てはめることができれば論理的な説明が可能になる書き方です。ライティングを始めたばかりの人は、まずロジカルライティングをして、文章を構成することに慣れていくのをおすすめします。

 

ロジカルライティングで読者に伝わる文を書こう

ロジカルライティングとは、相手に望む行動をとってもらうために、簡潔に伝わる文章を書くテクニックです。「総論・各論・結論」の構成の型を意識して当てはめることで、ライティングに慣れていない人でも、論理的に文章を書き進めることが可能になります。

 

ロジカルライティングを身に付けるには、実際に書き方を実践して体で覚える必要があります。積極的にロジカルライティングを実践した文章を書いて、ライティングスキルを向上させていきましょう。

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